~今日もいい日~グリーンアドバイザーの幸せガーデニングブログ

新米ですが2015年からグリーンアドバイザーに。自宅で化学肥料や農薬を使わず実践するガーデニングを紹介しています。バラやハーブ、季節の花々を栽培。たまにアウトドアやコーヒーの話にもお付き合いください。

バーベキューや焚き火で出た『灰』捨てずに利用して〜!

ご覧いただき、ありがとうございます。

 

 

朝は雨で、昼から爽やかな晴れになった埼玉。

晴れるだけで、気分がいいですね。

 

先週のキャンプで自分で焙煎した失敗のコーヒー豆を、いいお豆とブレンドしたら、素晴らしいコーヒーになっちゃいました!ビックリ!

 

奇跡の1杯、アイスコーヒーで飲んでます。

 

 

さて、今日のテーマは。

 

 

 

 

灰。

 

 

 

 

はい、灰です。

 

バーベキューや焚き火、キャンプに行って炭を使うと必ず出ますよね。

 

 

今日はこの灰について。

 

灰は、植物のための土において、とってもいい働きをしてくれます。

 

灰には、カリウムやカルシウム、リン酸などが含まれてます。

特にカリウムが7%前後含まれているのが特徴で、アルカリ性

カリウムは根肥えと言って、根の生育に大変重要な要素。そんでもって、病害虫や環境に対する抵抗力もつけます。

植え付け時にカリウムがあると、丈夫に育ちますよ〜。

カルシウムは石灰とも言われてます。カルシウムは植物の細胞に効きます。大きくなるために細胞分裂しますが、そういう時や細胞自体も強くしてくれます。

肥料の三要素で、チッ素、リン酸、カリウムがありますが、カルシウムはそれを総合してるような要素。ただアルカリ性のため、与えすぎは土壌に影響を与えるのでバランスが必要ですね。

 

 

植物は弱酸性(pH5.0〜6.5)でよく生育するのですが、日本は雨が多かったり、肥料の影響で酸性になりがち。

酸性が強くなると、根を痛め生育が悪くなったりします。それをバーベキューや焚き火で出た灰を少量混ぜて、弱酸性に戻します。灰を沢山混ぜるといいかと言うと、それはそれで問題です。

 

反対に、アルカリ性になると土壌の微生物が活発になってきます。土壌中のアンモニアがガス化し、そうするとチッ素が減ります。チッ素は葉肥えと言って、葉はもちろん、植物のカラダを作るような肥料で大事なんです。減ると、こちらも生育に関わってきます。

 

なので、少量パラパラまくというレベル、何でもほどほどに。年に1度、多くても2度くらいで十分と思います〜。

 

 

 

そんな灰を我が家の植物たちにあげてみました。

新潟の津南キャンプ場で焚き火した時の灰。

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灰と言ってますが、草木灰(そうもくばい)と言います。字の通りです。

薪を始め、火付けにススキや枯葉なども入ってますので栄養たっぷりなはず。

 

そんな灰をパラパラ〜。

花咲か爺さんです。

 

 

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↑パラパラ〜

 

 

 

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↑パラパラ〜、バラにも

 

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↑パラパラ〜、ミニ花壇にも

 

 

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あとは少し混ぜて、終わりです〜。

 

 

 

灰は結構余ったので、この位なら3年くらい持つかも(⌒-⌒; )

 

キャンプ行って灰が出たら、こうやって使えるので、捨てる前にぜひお試しを〜。