ハーブで楽しく幸せに。ローズマリーの育て方、剪定、使い方。
ご覧いただき、ありがとうございます。
梅雨ですね〜。湿気が多いです。
植物たちにとっても、なかなか大変な時期。
晴れてるのに湿度が高いもんだから、辛い〜。
こんな時こそ、少しでも気分良く過ごしたいですよね。
ハーブなんかいかがでしょう?
オススメはローズマリー。
水やりさえ気をつければ簡単に育てられて、料理にも、暮らしの中でも使えるハーブです。
というわけで、ローズマリーについて書いていきます。
先ほど、簡単に育てられると書きましたが、実は僕、今までかなりローズマリーを失敗してきてます。今考えると、要因は水やりと鉢栽培の2つ。
ローズマリーは生長がゆるやかな方ですと言われています。だけど、僕が育ててみて感じるのは、苗木から1年半くらいまではゆるやか、それ以降は樹勢に勢いがあるように感じます。というのも、今は地植えで育てていますが、枯らしたのは全部鉢栽培で2年くらいになるものばかり、鉢から抜いてみると、根がギッシリ詰まって、しかも水やりしすぎか根腐れ。地上部は結構育って、いい形になってこれからという時で枯らしてました。実はラベンダーも同じく枯らしてました〜。
ローズマリーは鉢栽培の場合、ある程度余裕がある大きな鉢で栽培したり、2年に1度は植替えや鉢増しをするのがいいと思います〜。ただ根を痛めると枯れるので、土は崩さずに〜!そして移植は避けるのが無難。
我が家では地植えなので、放置栽培です。関東平野部なら年中屋外で問題ないですが、標高あるところや東北では、藁で防寒したり、鉢なら屋内に移すなとが必要。そして、もし可能ならローズマリーは地植えがオススメです。もうすぐ丸2年になりますが、樹勢に勢いも出てきて、大きくなってきました。地植えの良いところは何と言っても水やりがラク!地植えはよっぽどでない限り水やりいりません。雨で十分、真夏によっぽど乾燥が続く時に与えるくらいです。乾燥が好きで、強いです。ということは湿気が多い時期や、水のやり過ぎは注意ですよ〜。我が家では日当たりよく、雨が当たりにくい東から南側の軒下になる場所に植えています。これにプラスして風が通るところだとパーフェクト。
肥料は春と秋の生長期、あげすぎは良くないです。我が家ではあげてないです。あげなくても良く育ちますよ〜。真夏は一般的な植物と同じくバテてしまうので、あげません。
剪定は秋頃、暑くもなく寒くもなくという時期がいいです。暑さでバテてる時に切られたら弱りますし、ローズマリーは耐寒性は強い方ですが、苗木から小さいうちはマイナス5度を超えて下がると厳しい印象があります。生長して株が充実してくると強くなりますが、それでもやっぱり霜にあたるとあまり良くない印象。寒い時期に切られると枯れる恐れもあります。
で、小さいうちはあまり剪定しない方が元気なような気がします。というより小さいから剪定しなくて大丈夫です。
グングン伸びて、根も張ってくると枝もあちこち伸ばしくるので、そのあたりから剪定を考えてみればいいと思います。また、下葉を中心に蒸れて黒く葉を落とした時もその部分を剪定をした方がいいでしょう。オススメは秋頃ですが、我が家は先日(6月中旬)に様子を見たら蒸れの影響で下葉が黒くなり葉を落としていたので、その枝を根元から剪定しました。ついでに邪魔な枝をカットして風通しをよくするイメージで剪定しました。剪定したのは立性のローズマリーですが、枝が柔らかいので伸びてくると倒れてきて地面に付いてました。この梅雨で一気に蒸れたようで、その部分が痛んでしまいました。こういう場合は支柱を立て支えてあげるのがいいですね。とりあえず蒸れには注意!
それから収穫。料理などに使う場合は枝が木質してない先端の柔らかいものが良いです。その時に注意ですが、できるだけ下の枝から収穫が良いですね。理由は上の枝から収穫すると、切った所からまた芽を伸ばしてくるので、上の枝を中心に収穫していると頭デッカチのローズマリーになってしまうんです。バランスも悪くなり倒れやすくなるので、できるだけ下の方からがオススメです。こんもりと山型というか楕円型になるようにしていきましょう。
そして、定期的に剪定して形良く仕立ていければベストですね!
収穫したら、料理やドリンク、お風呂、ハーブチンキなど、様々に使えます。
ここで、注意!
妊娠されている方、可能性ある方は使わないこと。コレだけ気をつけてくださいね〜。
それから、病害虫の心配はなし。無農薬でも安心して育てられます〜。
増やしたい方は、挿し木で。
夏を避けて、春や秋がオススメです。
木質化した枝を10センチくらいでカットして、下5センチの葉を落として、まず2時間ほど水あげして水を吸わせます。
そして、下の1センチをキレイなカッターで斜めにカット。
下4センチを水を吸わせたキレイな土(赤玉土がオススメ)に割り箸で4センチほど穴を開けて、そこに静かに挿して完了。挿す前に水を土にやること。
これで1か月ほど、水が乾かないように、日が当たるけど、雨が当たらない軒下か明るい窓際で管理。葉が枯れてなければ、うまく根を出してるはずです〜。
小さな根は弱いので、取り扱いには注意してくださいね。
オススメは透明なペットボトル500mlのものを半分にカットしたものに入れて苗にすると根の様子を見れるのでオススメです。鉢なら水はけの良い陶器のもので。下から根が出てくる頃に植え替えかな。
以上、ひたすら書きました。
かなり見にくいかもですが、ローズマリー愛が伝われば幸いです〜。
ぜひ、ローズマリーを育ててみて下さい。
きっと楽しく幸せなガーデニングライフになると思います。
それでは、また。
ありがとうございました〜。。
7月なりました!
夏ですね、楽しみましょう!