~今日もいい日~グリーンアドバイザーの幸せガーデニングブログ

新米ですが2015年からグリーンアドバイザーに。自宅で化学肥料や農薬を使わず実践するガーデニングを紹介しています。バラやハーブ、季節の花々を栽培。たまにアウトドアやコーヒーの話にもお付き合いください。

完熟でも未熟でもない、中熟堆肥とは①

ご覧いただき、ありがとうございます。


今日はいいお天気でした。
ベランダ掃除に窓磨き、苗植えつけ、4〜5時間は外にいました〜。
疲れましたが、途中行きつけのコーヒー屋さん行ったり、いい日でしたよ。
感謝です。
植えたのはデルフィニウム、ハーブ ヒソップ、コンパクトなクレマチスパリジェンヌ
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↑ハーブのヒソップ

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クレマチス パリジェンヌ





では、今回は【中熟堆肥】です。

タイトルどおり、完熟でもない、未熟でもない堆肥です〜。この中途半端にも思えるところに秘めたパワーがあります。
この中熟堆肥ですが、図書館で本借りたりして今勉強の真っ最中でもあるのですが、色々と試し試しやる中で本当に素晴らしいと思っています。自分なりに分かりやすくお伝えしたいと思います。


まず、未熟堆肥と完熟堆肥の説明から〜。
だいたいはわかると思います。
【未熟堆肥】→堆肥の原料の有機物が分解されていない堆肥のこと。このような堆肥を土に入れると、窒素飢餓と言って、土の中の窒素を奪い、植物たちの生育を妨げたり、土の中の病原菌のエサとなって病気を拡大させてしまうこともあります〜。土に入れてもいい事なしです〜。


【完熟堆肥】→完熟というだけあり、有機物の分解が進んだものですね。微生物たちも、微生物たちのエサも少なくなっています。ただ炭水化物や腐植酸などあるので、土壌改良にいいですね。また、土の団粒化も促進させてくれます。
炭水化物→植物に取り込まれ、カラダ作りに使われます。
腐植酸→ミネラルを吸収しやすくさせるキレートという化合物を持っています。
完熟堆肥は鉢での栽培でオススメです。鉢の中で発酵してしまうと熱を持ち、その熱で根を傷め生育を妨げたりします。発酵が終わっている完熟堆肥はそういう意味でも鉢ではオススメです。
完熟堆肥は土つくりとして入れると覚えておきましょう〜。



続きまして。

お待ちかねの中熟堆肥!
これは完熟堆肥になる一歩手前の状態の堆肥です。
手前の状態なので、微生物たち、微生物のエサとなるタンパク質や糖などの炭水化物がたくさんあります。再度発酵するパワーがある状態で、乾燥させ温度を下げて微生物たちを休眠させ完成させた堆肥です。
微生物と微生物のエサがある中熟堆肥は土壌病害虫を抑えて、土も作っていける堆肥。
土壌病害虫はその数、種類は計り知れませんが、我が家でこれだけは抑えたいものがあります。それはコガネムシやその幼虫、その他甲虫。うどん粉病、黒星病たちですね。豊かな土で育つバラたちは、不思議と病害虫に負けることが少ないそうです〜。やるっきゃない〜!でも、これには堆肥にどんな材料を入れるかで変わってきます。これも勉強あるのみという感じです。
中熟堆肥を施した土は、エサを得ていい微生物が増殖し土壌病害虫を取り囲んでいき押さえ込んでくれます。そして、団粒構造をもったフカフカの土も作ってくれるいい土になっていくわけですね。

もう少し勉強して、実践して、またお伝えしたいと思います〜。
それまで、しばしお待ちを〜。



それでは、また。
ありがとうございました。