~今日もいい日~グリーンアドバイザーの幸せガーデニングブログ

新米ですが2015年からグリーンアドバイザーに。自宅で化学肥料や農薬を使わず実践するガーデニングを紹介しています。バラやハーブ、季節の花々を栽培。たまにアウトドアやコーヒーの話にもお付き合いください。

元肥と追肥について

ご覧いただき、ありがとうございます。

今日から3月ですね〜。
もうすぐひな祭りですし、春のお彼岸もありますし、もうSpringですね。つまり春。。。

そろそろMyGardenで、つまり自分の庭で、(しつこいですね〜。)ガーデニング楽しむ方も増えてくる頃と思います〜。
春苗もまだ調子が良いのも売っているのて3月上旬に買って植えれば、関東でGWくらいまで咲くのを楽しめますね〜。ビオラやパンジー、ラナンキュラスムスカリ、チューリップなどの芽出し苗など。まだまだ応えて大きくなってくれます。


で、知っておくと便利な肥料について、今回は書きたいと思ってます〜。

我が家では、今年(2016年)から無農薬オーガニックに挑戦しているので、できれば肥料も化成肥料は使いたくないなと思ってます。

もちろん化成肥料には化成肥料のいいところあります。水に良く溶けるし、肥料割合も高い、速効性があります。

以前使っていた僕が言うのもなんですが、いったんオーガニックに目覚めると、その速効性や肥料割合の高さなどが怖い!それに原料に石油を使っているものもあるので。また、肥料あげすぎて濃度が高くなることで濃度障害も起こします〜。

なので、このブログでは肥料と言ったら有機質肥料を前提に書いていきますね〜。



ちなみに。
有機質肥料とは、原料が動物や植物を使ったもの。
例えば、動物は自然界なら動物や昆虫の死骸をはじめ、魚かす、骨粉、馬糞とか。
植物だったら、落ち葉、油かす、あとは僕も手作りで挑戦している米ぬか発酵肥料。コーヒーカスとか、乾燥生ゴミも、分解されていけば立派な肥料になります。

これらは、土の中の微生物によって、時間をかけ分解され、無機成分に変わり、植物にゆっくり吸収されていきます。

そして、この有機質肥料の最大の特徴として、土壌の団粒化を促すことで、フカフカで、水はけがいい、土にしてくれるということです〜。植物にいいことは言うまでもないですね。
これは化成肥料ではできない、自然の力ですね〜。

それから、アミノ酸などの成分もあるので、花の色が良くなるなどの効果にもつながります。


有機質肥料の欠点として、【発酵する】ということと【臭い】、それからゆっくり長く効くため、【すぐに効かない】です。発酵済みの肥料であれば問題ないですが、発酵する時に熱とガスを発生します。これが根に悪影響です〜。
それから、臭いがあるので、コバエがよってきたりしますね。これは僕はあまり気にしてないですが、土できちんと覆うとか、コーヒーカスを撒くなどをやっていますよ〜。
すぐに効かないことに関しては、有機質肥料はだいたい1か月で吸収される無機成分に変わり、その後1か月から1か月半ほど効いていきますので、それを計算して大体で与えています。使う肥料に必ず使い方があると思いますので、使用方法を守りましょう〜。


長々と書きましたが、
タイトルにある【元肥】と【追肥】について、ようやく書きたいと思います〜。
お待たせしました。

肥料の成分には様々ありますが、大事な3つの成分があります〜。

聞いたことあると思います。
【チッ素 N】
【リン酸 P2O5】
【カリ K2O】



チッ素は、葉肥と言って、文字通り【葉に作用します】不足すると、下の葉から黄色くなってきます〜。大きくしたい時はチッ素多め。

リン酸は、実肥と言って、【花や実に作用します】不足すると、花が小さいとか、実が付かない、葉も下から黄色くなり枯れてきます〜。

カリは、根肥と言って、【植物自身の抵抗力に作用します】不足すると、病気になるとか、葉が黄色くなります。多年草に必要になってきます。



この↑の成分を知って、与えるだけでもだいぶ変わるはずです。


いまご自身で使っている肥料の成分比率はどうでしょうか?肥料ごとに特徴あるはずです〜。チッ素多めとか、カリが多めとか。

基本的には3つがバランスよく配合されているもので良いと思います〜。




それで、元肥ですが。
元肥は根をワサワサ生やすために与えるものですね〜。根が張らないと丈夫で、そして美しい花を咲かせることはできないです〜。
元肥の与え方】ですが、基本的に苗や種には肥料はいらないです。なので、ゆっくり効く有機質肥料が良いです。花壇とかなら、穴を苗の2倍くらで掘って、肥料を入れます。そして、直接根が当たらないように土をかけて植えつけます〜。
鉢なら土に混ぜ合わせても良いですし、深い鉢なら、上の方法でも大丈夫です。
僕は、根を張らせたいので、混ぜないで下に肥料置いてますよ〜。こうすると、根は肥料を求めて下に下に伸びていきます。
元肥は約2ヶ月くらい効きます。
我が家では百均の油かすを使ったりしてます。これからは元肥追肥もこれです〜。
f:id:kyou-mo-iihi:20160301172958j:image

f:id:kyou-mo-iihi:20160301173019j:image

株式会社ビーティエヌ
の花まもりぼかし肥料です。以前にも記事にしました。これは発酵済みの肥料なので、心配なガスや熱を発生させないので、元肥追肥に使えます〜。

丁寧な感じのショップだと思います。
f:id:kyou-mo-iihi:20160301173357j:image
詳しい使い方や効果の資料を添付して下さいました〜。






そして、追肥
追肥は、追加していく肥料のことで、初めて栽培している場合だと、根が張り横に伸びた頃に与えるものです。根はまず下に伸びていきます。その後に横に次々と伸ばしていきます。鉢なら底を見て根が見えれば、もう横に伸びてますね。
あとは、開花したあとに与えるお礼肥などがありますね〜。
追肥の与え方】ですが、株の周り全体に撒くのではなく、均等に3箇所を目安に与えて、その上から土をかけます。たまに土をかけないかたもいますが、これは良くないです〜。肥料は土をかけてあげないとうまく溶け出しません。
そして、肥料の分量を必ず守ること。これ大事。
あと、いい天気の時の水やり前の朝がオススメです〜。肥料を与えたら水やりをするので、ついでにできますし、何より養分を吸収するためには、空気が必要なんです。ジメジメ天気では土の中にはあまり空気がない状態になっていて、天気が良いと土が乾きますね。そして天気が良いと、植物の光合成が活発になりますが、活発になると養分の吸収量も多くなります。朝の水やりと共に空気と養分と水が根に送られるので、光合成がいい状態でキープできるわけです〜。
我が家では、上に登場の花まもりぼかし肥料と、自分で手作りの米ぬか発酵肥料を追肥でやっていきますよ〜。




以上、元肥追肥でした。
元肥追肥の部分、かなり少ないですけどね〜。。。
でも、肥料は奥深い。
自宅では自然界のように、いい土のサイクルを作るのが大変ですよね。でも、うまく有機質肥料を取り入れると、近づけることはできます。僕もいい土を作るぞ〜。


土についても、語りたいことあるな〜。
そのうち土についても書きますね。


それでは、長々ありがとうございました。
また〜。